
本の特集 お店が私を育ててくれました
ここに集めた5冊は、いずれも、自分の店を持ち育てることによって、また、自分の勤める店が発展することによって、あるいは、自分の通うお店と親しく関わることによって、著者自らが人間として成長した物語の本です。
それぞれ規模や時代こそ違っていますが、ひとつ共通して言えることは、皆「自分の店」を心から愛した、ということです。
佳きかな わが半生
写真業界とともに六十年 − カメラのトミー三十五年
| A5判 164頁+カラー口絵12頁 ソフトカバー 私家本 | 1428円+税 |
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富内雄二 著
- 8坪の木造店舗でスタート、変転するフォトビジネス世界で60年
41歳で独立して以後35年、東京・五反田のカメラ店を立派に育て上げた、写真業界60年の経歴の著者が喜寿を機にまとめた半生記です。3部告ャのうちの1、2部が、業界に入った頃から自社カメラ店の現況まで、3部目が、苦労と困難を共に支えた家族の話になっています。
昔の仕事仲間との雑談記や縁者から寄せられたコメントを途中挿入、写真を多数使用し、業界紙等への掲載記事も収録するなど、随所に工夫を凝らして自分らしい本を演出しています。
私の元気あなたに贈ります こころび
| 四六判 156頁 ソフトカバー | 定価1500円+税 |
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厚地佑實 著
- 外見の美しさは心の豊かさから。女性エステ会社社長のパワフル半生記
小さい子供を持つ主婦であった著者は、あるとき熱心なセールスの誘いに負けてポーラ化粧品外販部員養成の講習に行きます。勧誘の人の笑顔と試供品が貰えるという甘い言葉にのったこの5日間の講習が、その後の著者の人生を大きく変えることになりました。
トップセールスレディから販売店店長として独立、やがてフランスエステを習得し本格的エステティックサロンの立ち上げ、そしてついに株式会社化に成功するのです。心と体の美容に奉仕してきた著者の半生記です。
すみや呉服店
激動「昭和の流通業界」を駆け抜けた、ある夫婦の生涯
| A5判 118頁 ソフトカバー | 1428円+税 |
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大隅 浩 著
- 商売の小さな芽を育ててやがてはデパートに。明暗織りなす昭和の半世紀物語
荷物を背負い一軒一軒注文を聞いて回る「背負い呉服」という行商が始まりでした。やがて小さな店を持ち、努力と商才で店は大発展、ついに地域第一のデパートにまでなります。しかし時代の風の読み誤り。商売は凋落、倒産で幕は下ろされたのでした。
昭和初期から約半世紀。まるで大河小説にでもなりそうな呉服店の成功と挫折の歴史が綴られた一冊です。僅かに残った関連会社の一つは、その後、子供たちの手によってさる業界で世界有数の会社に発展しますが、それは後の物語。
細事こそ大事なれ
四六判 260頁+口絵カラー8頁
| 定価3333円+税 |
松村 實 著
- 大スーパーの舞台裏、挑戦と挫折、苦難と創意工夫の人生譜
昭和28年、著者は東京西郊・立川駅前の食料品店へ転職します。屋号は「稲毛屋」。以来およそ50年、稲毛屋は、「いなげや」となり、一部上場を果たし、海外進出もし、いまや関東地区に約130店を高ヲる大スーパーチェーンになりました。その大会社の生成発展の歴史を、数々の要職に就きながらも現場主義を身上に、身をもって経験してきたのが著者です。
単に、仕事を通じた自分史という枠を越えて、スーパー草創期の熱気をひしひしと伝える日本の経済発展史にもなっています。
世話になった店 想い出すままに
―AS REMINISCENSE SERVES―
| A5判 52頁 | 定価952円+税 |
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西村 正三 著
- 気持ちいいお店と出会えて幸せだ! 心に残るバーやレストランの思い出
著者が通ったお気に入りのお店20店ばかりを、心からの懐旧の思いで綴った小エッセイ集です。入り口の扉をくぐればそこには、酒があって、店主がいて、心に届く会話がありました。棚に並ぶ酒瓶も、カウンターの重厚な手触りも、とまり木の椅子も、全てがくつろぎと温もりを与えてくれて、それは著者の心に忘れがたい人生の滋養として残りました。
新橋「トニーズ・バー」銀座「クール」など東京圏12店の他、博多、神戸、大阪などのバー、料理店を収載。





